デザイナー新入社員

当ブログはグラフィックデザイナーの管理人atmの成長過程を綴っていきます。 デザイナー志望の就活生の参考になればと思います。

転職は若いうちにした方が得?

こんにちは。atmです。

前回に引き続き、転職について書こうと思います。

今回はタイトル通り、転職は若いうちにした方が得?についてです。

 

 

まず私の経験からして、絶対に若い人ほど転職のチャンスがあります

 

 

企業側は若いデザイナーを欲しがっています。

経験が浅い分、一見不利に思えますが、これはどうしてでしょうか?

その理由としては、下記のようなことが挙げられます。(半分憶測ですが...)

 

◆経験豊富で自我が強い扱いずらいデザイナーよりも、素直に聞き入れて吸収してくれる若い人の方が良い。

◆経験豊富なデザイナーは即戦力にはなるが、その分給料も高く払わなければならない。

◆デザイナーとは常に流行や新しいことに敏感でなければならないため、社内に若い人の感覚を取り入れたい。

◆上記と似たような理由で、社内に若い人がいるだけで新鮮さがあり、他の人のモチベーションにもなる。

 

・・・と、まぁ若い方の転職をどうしてこんなにも推すのかと言うと、

実際わたしが「若い」という理由だけで、転職した際に相当有利になったからです。

 

 

以前勤めていた会社の上司に「君の誰にも負けない良いところは、若さだ。」

言われたことがあり、その時は正直傷つきましたが、

歳をとるにつれてその言葉通りだなと思えることが多々ありました。

上記に書いた「若い人の感覚を取り入れたい」「他の人のモチベーションにもなる」は実際に上司からも言われたことで、

確かに、デザイン業界というのは本来流行などに敏感にならなければならないのに

(言い方は悪いけれど、)古いセンスの人しかいないと会社にとって良くないんですよね。

 

若い人に刺激されて、古株の人達も新しいものに触れていくし、逆もまた然り。

若い人がいるのは良い環境になるってことなんですよね。

 

 

それを踏まえて・・・他の小さいデザイン会社に勤めていた時のことを。

 

採用担当者が転職サイトから送られてくる履歴書を見て、

まず 30代後半以上は有無を言わさず落としていました(ひどい・・・)

 

そして、20代前半のデザイナー職ほぼ未経験の方には、

「若いし、とりあえず面接だけしてみて考える。」と言っていました。

 

そういえば、私が入社してから聞いた話の中でも、

「社内デザイナーの平均年齢が上がっていたから、ちょうど若い子欲しかったんだよね~」と・・・。

そう、やっぱり若さというのはそれだけで強力な武器なのです。

 

 

とはいえ、世間では

「2~3年は同じ会社に勤めて経験を積んでから転職しないと不利」

「短期間で転職ばかりしていると、適応能力がないと思われて苦労するよ。」など言われています。

 

私は大学卒業後の4年間に3社で勤めたので、上記のことは耳にタコができるくらい色んな人から言われましたが、

転職回数が多いことを不利だと思ったことはありません。

 

私の場合は将来フリーランスになることを目標にしていたので、

一つの会社で一つの手段しかない中で、

まるで学校行事のように同じことを繰り返していくのは時間の無駄だと思っていました。

 

様々な会社で、初めてのことに挑戦し、知識と経験を培っていく。

学校に行くよりもずっと手っ取り早く勉強ができ、給料も貰えます

これ以上この会社で学ぶことは難しそうだなと思ったら次へいく。

そういったスタイルでやっていくのもアリだと考えています。

 

また、あまり海外と日本を比較するのは好きではないのですが、

海外では転職することによってスキルアップをしていく、と考えられているそうです。

 

 

何か自分の中で成し遂げたい目標がある場合には、

様々な環境で経験をつむことは決して悪いことではなく、

むしろそうするべきだと私は思っています。

 

ただ、職場で日々成長ややりがいを感じられる、安定を求めている、職場の人が好き、など

多くのメリットを感じられているのであれば、無理にそれを手放すことはないと思います。

そんな素晴らしい会社にはなかなか巡り合えないと思うので、その環境を大切にして下さい。

 

 

ということで、転職を考えている方。

30代以上になると、若さに勝る能力を示す必要があります。

10代、20代の方がいるのであれば、すぐにでも行動に移した方が得です!

自分の若さと野望を武器に、頑張ってください!